セルフ ジェルネイルをサロン級の美しさに仕上げるポイント
仕上がりを美しくする塗り方を解説
本記事では、サロン級の艶感と美しさを実現させる、セルフジェルネイルの塗り方のポイントを説明します。ベース・カラー・トップ、全てのジェルの塗り方は基本的に同じです。
カラージェルを塗る時に抑えるポイント
綺麗に塗るコツとして1番大切なのは、周りをきれいに縁取ること。 つまりラインがしっかり取れていれば美しく見えます。 ベースジェルを塗る場合は特に重要で、しっかり縁取られていないと重ねるジェルに影響が出てしまいます。ラインがガタガタになってしまったりジェルの種類によっては縮んだように見えてしまうことも...。ラインを意識して塗ってみましょう。
塗り方ですが、真ん中→両サイド→先端→調整 の順番がやりやすいと思います。筆は立てて使うのではなく40°くらいまで寝かせて使いましょう。
まずはジェルを爪の中心より少し根元側に置きます。そのジェルを上(根元側)に押し上げるようにしてキューティクル側のラインを描きます。筆で描くというよりは押し上げたジェルで描くといったイメージです。 そしてそのまま下(先端側)にすっと引き抜くように筆を動かします。力を入れすぎると根元側に液溜まりが出来てしまうので、手首を手前に倒す感じで引き抜きましょう。
次にサイドですが、見やすいように少し指を傾けてください。
サイドは筆の角を使い、手首を動かすようにしてラインを描きます。出来るだけ一筆書きでピシッと決まると綺麗です。描き足す度にラインが歪んでしまう場合があるので、修正したい時は出発点から重ねて描き直した方がよいです。
マニキュアと違い硬化するまでやり直しが利くところがジェルの利点です。はみ出てしまった場合にはウッドスティックを用いて丁寧に修正しましょう。
逆サイドも同じ要領で進めてください。
全体のラインが取れたら、爪の先端部分(エッジ)にもジェルを塗ります。 ごく少量を筆に取り、とんとんと筆の腹を置くようにして塗ってください。ここの工程は重要で、先端にしっかりジェルが引っ掛かることによって持ちがよくなります。
最後に凹凸やムラが気になる場合は全体を優しく筆でならします。 その際にラインを壊さないように注意してください。納得のいく仕上がりになったらライトに入れます。硬化時間を守らないと硬化不良を起こしてしまうので、目安表記をしっかりと確認してください。
カラージェルの場合は2度塗りをするのが一般的ですが、deumoonのオールインワンカラージェルは高発色なので一度塗りでも綺麗に仕上がります。お好みで塗布と硬化を繰り返してください。
塗り方の流れとしては以上ですが、注意点が2点あります。
まとめて硬化しないこと
親指の爪を塗ったら他の爪は塗らずに1本で硬化しましょう。
全体にしっかり光が当たるよう、親指の爪が上向きになるようにライトに入れます。その他4本は手の甲をライトに対して平行になるように真っ直ぐ入れて硬化させてください。
他4本は全て一度に硬化しても良いのですが、慣れるまでは 1 本ずつ塗布・硬化を繰り返す方法をおすすめです。他の爪を塗っている間にサイドに垂れてしまったり、なにかの拍子にえぐってしまうこともあります。せっかく綺麗に塗ったのに...ということがないように1本ずつ硬化させる方が安心。その分時間がかかってしまいますが、時と場合によって使い分けてみてください。
無理にギリギリまで塗ろうとしない
仕上がりが綺麗に見えなくなってしまう1番の原因は、爪周りにはみ出してしまうことて。 皮膚についてしまうと美しくないですし、なにより浮いてくるのが早くなってしまいます。はみ出してしまうぐらいであれば、根元側に少し隙間がある方が見た目・持ちの両点からもまだ良いです。慣れてきたら徐々にギリギリまで塗ってみることに挑戦してみてください。