セルフジェルネイルにおすすめ!オールインワン カラージェルの塗り方を解説



1.オールインワン カラージェルとは?



 


ネイル
 

ジェルネイルは基本的に、ベースジェル・カラージェル ・トップジェルの3ステップから成り立ちます。ですがオールインワン カラージェルはなんと1ステップで完成!ベース・カラー・トップの3役を1本でこなす超優秀なアイテムです。



しかもdeumoonのカラージェルは未硬化ジェルが出ないので、最後にクリーナーで拭き取る必要がありません。最初から様々なツールを揃えるのは大変ですが、オールインワン カラージェルを利用すれば最小限のアイテムでセルフジェルネイルを始めることが出来ます。

そしてなんと言ってもdeumoonはとにかく色味が絶妙!しっかりトレンドを抑えたカラーが多く取り揃っているので、ワンカラーで爪に塗るだけで、お洒落上級者に見えるのが嬉しいポイント。日本人の肌色に馴染みやすいように、1色1色かなりこだわりを持って作っている日本国内製造の化粧品登録済みブランドなのです。



■ ジェルネイルとマニキュアの比較

一般的にマニキュアはジェルネイルと比べると揃えるアイテムが少なく済み、ドラッグストア等で購入できる手軽さが魅力です。


しかしマニキュアは完全に乾くまでに半日以上かかると言われています。乾いたと思って寝たのに朝見たら布団の跡がついていた...そんな経験はありませんか?オールインワン カラージェルならマニキュアのように簡単に塗ることが出来るのに、1分の硬化時間で完成。もちろんすぐにお風呂に入ることも、洗い物だって可能です。ストレスフリーにネイルアートを楽しむことができる、マニキュアとジェルネイルの良いとこどりをしたアイテムだと思います。


また、ネイリストは使わないと思われがちなオールインワン カラージェルですが、実は私は常用しています。サロンでは利用しておりませんが、自分のフットネイルはオールインワンカラージェルで施術していることが多いです。簡単に塗ることが出来ますし、なにより時短になります。マニキュアよりも格段に持ちがいいのでフットだと1ヶ月以上付け替える必要がありません。1本だけささっと直したい時にも利用でき、お助けアイテムとしてとっても役立ちます。


2.セルフジェルネイルをする上で必要なもの。



セルフジェルネイルをより綺麗に、持ちをよく仕上げるために必要なツールをご紹介いたします。


ファイル

爪を整える際に使用します。

爪切りだけではどうしても角ができてしまいますし、勢いよくバチバチ切ってしまうと二枚爪の原因にも...。ファイルで丁寧に整えるようにしましょう。


・プッシャー

爪表面にこびりついた甘皮を押し上げる際に利用します。


deumoonのウッドスティックは片方の先端が斜めにカットされているため、プッシャーとしても代用可能です。


ウッドスティック

はみ出たジェルを除去する際に利用します


ジェルクリーナー

施術前のダスト・油分除去に利用します。 薬局にあるエタノールでも代用可能です。エタノールには消毒用エタノール・無水エタノールと種類があるのですが、個人的には密着を重視するのであれば無水エタノールの方がおすすめ。未硬化ジェルの拭き取りにも代用できます。ただし消毒効果はないので注意!用意できるのであれば「ジェルクリーナー」や「ネイルプレップ」が良いです◎


以上4点とオールインワンカラージェル・ライトを用意すれば準備は完璧です!


3.持ちを良くするために必須!塗る前に重要なプレパレーション(下準備)



サロン級の仕上がりに近付けるにあたり最も重要なのは、ずばりベース作りです。メイクにも言えることですが、基礎をしっかり作ることが1番大事なポイント。ベースが綺麗でなければカラーも上手に塗ることが出来ません。私はサロンワークではベースジェルまでを基礎として考えておりますが、オールインワンカラージェルの場合はベースを使わずに仕上げることも出来るので、「ケア」に重点を当てて説明します。

初めての方でも分かりやすいように、各種名称や専門用語はできるだけ使わずに説明していきます!



⑴ファイルを使い爪の形を整える

爪の整え方は大きく分けて5種類存在します。爪の癖・縦横比などを加味して整える方法は様々ありますが今回は省略します。最初はとにかく小判型になるように整えてみてください。ファイルを使い、力を入れすぎないようにすーっとスライドさせながら整えます。爪に対して平行にファイルを当てるのではなく、少し斜めに入れ込むことを意識しましょう。サイドはまっすぐ、甘皮の湾曲と爪先の湾曲をイコールになるように整えると綺麗に見えます。爪の中心を見極めて左右対称に整えるとより美しい仕上がりになります。


⑵甘皮を押し上げる




甘皮処理
 

角度をつけないように根元近くにプッシャーを置き、優しく甘皮を押し上げます。専用のプッシャーを使う方が望ましいですが、用意が難しい場合はdeumoonのウッドスティックの斜めにカットしてある部分にコットンの繊維を巻きつけて代用することも可能です。

先端と同様に左右対称にカーブを描けると綺麗に仕上がるのですが、生え癖やペンだこなどの影響から難しいこともあります。無理に押し上げないように注意しましょう。


爪表面に甘皮(ルースキューティクル)がこびりついている状態では持ちよく綺麗なネイルに仕上げることは不可能です。根元から浮きやすくなりますし、ラインがガタガタになってしまいます。甘皮周りをきれいにすると爪面積が劇的に変わるので小爪に悩んでいる方にはぜひお勧めしたい工程です。


ただし、甘皮は細菌が入り込まないように保護する役割があります。無理に押し上げると傷つけてしまいますので、力を抜いて優しく押し上げましょう。また自己判断で甘皮を切ることもおすすめしません。押し上げるだけで充分綺麗になります!


余談ですが、甘皮がしつこくこびりついてしまっている場合はお風呂上がりに行ってみましょう。皮膚がふやけるので処理がしやすくなります。ただし1にもあるように爪も柔らかくなってしまっているので、前日の夜に済ませておくとベストです◎



⑶爪表面を拭き取る

 


ネイル拭き取り


⑴と⑵の工程を終えると、爪の表面や裏面に汚れが残ります。この汚れと爪周りに残った油分を除去するためにクリーナーで拭き取ります。手を洗いたくなるかもしれませんが、水とジェルの相性は良くありません。

持ちを良くしたい場合はクリーナーを使って拭き取るだけにしましょう。コットンだと繊維がついてしまう可能性があるので、キッチンペーパーを使って拭き取りましょう。拭き取った後は爪に触れないようにしてください。


ケア編は以上となります。 面倒なように思えますが、このひと手間で仕上がりが劇的に変化しますよ!



4.セルフジェルネイルを綺麗に仕上げるコツ



ベース・カラー・トップ、全てのジェルの塗り方は基本的に同じです。

綺麗に塗るコツとして1番大切なのは、周りをきれいに縁取ること。つまりラインがしっかり取れていれば美しい仕上がりになります。ベースジェルを塗る場合は特に重要で、しっかり縁取られていないと重ねるジェルに影響が出てしまいます。ラインがガタガタになってしまったり、ジェルの種類によっては縮んだように見えてしまうことも...。ラインを意識して塗ってみましょう。 


塗り方ですが、真ん中→両サイド→先端→調整の順番がやりやすいと思います。筆は立てて使うのでは無く40°くらいまで寝かせて使いましょう。 

まずはジェルを爪の中心より少し根元側に置きます。そのジェルを上に押し上げるようにしてキューティクル側のラインを描きます。筆で描くというよりは押し上げたジェルで描くといったイメージです。


そしてそのまま下にすっと引き抜くように筆を動かします。力を入れすぎると根元側に液溜まりが出来てしまうので、手首を手前に倒す感じで引き抜きましょう。

次にサイドですが、見やすいように少し指を傾けてください。


ネイルを塗る


サイドは筆の角を使い、手首を動かすようにしてラインを描きます。出来るだけ一筆書きでピシッと決まると綺麗です。描き足す度にラインが歪んでしまう場合があるので、修正したい時は出発点から重ねて描き直した方がいいでしょう。 

マニキュアと違い硬化するまでやり直しが利くところがジェルの利点です。はみ出てしまった場合にはウッドスティックを用いて丁寧に修正しましょう。


逆サイドも同じ要領で進めてください。全体のラインが取れたら、爪の先端部分にもジェルを塗ります。


ネイル
 

ごく少量を筆に取り、とんとんと筆の腹を置くようにして塗ってください。ここの工程は重要で、先端にしっかりジェルが引っ掛かることによって持ちがよくなります。

最後に凹凸やムラが気になる場合は全体を優しく筆で何度かならします。その際にラインを壊さないように注意してください!

納得のいく仕上がりになったらライトに入れます。硬化時間を守らないと硬化不良を起こしてしまうので、目安表記をしっかりと確認してください。



塗り方の流れとしては以上ですが、注意点が2点あります。


まとめて硬化しない

親指は全体にしっかり光が当たるよう、親指のみを上向きになるようにライトに入れます。

爪が他の指と比べて大きいので、左右にゆっくり傾けながら当てると全体に均等にライトが当たり綺麗に硬化することが出来ます。




LEDライトで硬化
 

親指の爪を塗ったら他の爪は塗らずに1本で硬化しましょう。その他4本は手の甲をライトに対して平行になるように真っ直ぐ入れて硬化させてください。

他4本は全て塗ってから一度に硬化しても良いのですが、個人的に慣れるまでは1本ずつ塗布・硬化を繰り返す方法をおすすめします。ボトルタイプのジェルは粘度が低いものが多いので、他の爪を塗ってる間にサイドに垂れてしまったり、なにかの拍子にえぐってしまうこともあります。せっかく綺麗に塗ったのに...ということがないように1本ずつ硬化させる方が安心です。その分時間がかかってしまいますので時と場合によって使い分けてみてください。


 私もサロンではベースとトップは1本ずつ、カラーも1度塗り目は1本ずつ、ジェルの種類によっては2度塗り目も1本ずつ硬化して頂いております。ライトへの出し入れ回数を増やしてしまいますが、その方が断然綺麗に仕上がりますし誤ってライトにぶつけてしまった場合にリカバリーがしやすいという利点もあります。



無理にギリギリまで塗ろうとしない

仕上がりが綺麗に見えない1番のポイントは、爪周りにはみ出してしまうことです。皮膚についてしまうとやはり美しくないですし、なにより浮いてくるのが早いです。はみ出してしまうのならば、根元側に少し隙間がある方が見た目・持ちの両点から見ても良いと私は思います。慣れてきたら徐々にキューティクル側まで攻めるように塗ってみてくださいね!


カラージェルの場合は2度塗りをするのが一般的ですが、deumoonのオールインワンカラージェルは高発色なので一度塗りでも綺麗に仕上がります。お好みの濃さになるまで塗布と硬化を2度繰り返してください。


5.ネイルオフが簡単にできる!ピールオフベースについて



ネイルオフ
 

・イベント時にだけネイルがしたい

・週末だけネイルを楽しみたい

・短期間で付け替えたい

・とにかくオフが面倒くさい


そんな方も多くいらっしゃると思います。そんな方におすすめしたいアイテムが「ピールオフベース」です。

ピールオフベースとは、カラージェルの前に仕込むだけで「剥がせるジェルネイル」が実現できちゃうベースジェルのことです。本当にシールのようにぺりっと剥がすことが出来るのでとっても便利!取りたい時に取れるので、上記のようなお悩みをお持ちの方にはぜひとも使って頂きたいアイテムです。


ピールオフベースは前項のケアを行なった後、カラーを塗る前に使用します。deumoonのカラージェルはオールインワンジェルなのでベースを塗らずに使用できますが、ぺりっと簡単に剥がしたい場合はこちらを先に塗ってください。カラーとの密着をよくする為、未硬化ジェルが出る仕様となっております。表面がベタベタするので触らないようにしてください。


綺麗に剥がすための塗り方として「隅々まで丁寧に、適量を均一に塗ること」がポイントです。ピールオフベースよりオールインワンジェルがはみ出していた場合、その部分だけ剥がれづらくなってしまいます。また塗布量が多くても少なくても剥がれづらくなってしまうので、爪の大きさに合った適量を取り、均一に塗ることが大切です。難しいように聞こえるかもしれませんが、基本的に他のジェルと同じ要領で塗布すれば大丈夫ですので安心してください。 


無理に剥がしてしまうと爪を傷めてしまうので、剥がれづらい際はお湯につけたり、ネイルオイルを用いて少しずつオフしてください。


6.セルフジェルネイルどのくらい持つの?



技術や元々の自爪の強度、クセにもよるのでジェルは ◯日もつ!と一概には言えないのですが、deumoonのオールインワンカラージェルはピールオフベースを塗った場合は1週間、直塗りは2週間、トップジェルやビルダージェルで最後に厚みを出した場合は3週間持つそうです。



7.現役ネイリストはこう塗る!持ちとオフの簡単さを両立させる塗り方!



ピールオフベースを先に塗っておくと、オフは手軽ですが先述した通り持ちは1週間と少し短めになってしまいます。休日のみネイルを楽しみたい方や頻繁なデザインチェンジを楽しみたい方には充分な持ちですが、オフを手軽にしつつ、持ちも良くなったら最高ですよね。持ちを良くするためには、③でご紹介したプレパレーションにプラスで、”強度”を上げる必要があります。


強度を上げるにはピールオフベースを塗った後に、オールインワンカラージェルを塗布・硬化した後の最後の一工程が重要になります。

ビルダージェルやトップジェルを爪の先端まで塗布し、爪全体の厚みを持たせます。 ビルダージェルはトップジェルに比べて粘度が高く、よりぷっくり感が出せますが、トップジェルを使用しても問題ないです。一度に多く塗布してしまうと内側が未硬化になってしまうので、少量を塗布し硬化を好きな厚みになるまで繰り返してください。2-3度塗りがオススメです。


厚みが増して強度が上がったことにより、

衝撃によって爪先端のネイルが欠けてしまうことが圧倒的に少なくなります。

オフしたい時は爪の根本側からウッドスティックを差し込むことによって綺麗剥がすことができるので、是非試してみてください。


ネイル
 



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8.まとめ



いかがでしたか?マニキュアのように手軽なのに、マニキュアよりも長持ちするオールインワンジェルの魅力が伝わっていたら嬉しいです。工程を覚えてしまえば意外と簡単にサロンの仕上がりに近付けることが出来ます。

セルフジェルに対する敷居が下がり、気軽にネイルを楽しんでくださる方が増えたら嬉しいです♪

書ききれていないことがまだまだたくさんあるので、これからも少しずつ皆様にお伝えしていきたいと思います。ありがとうございました!


セルフジェルネイル

deumoon

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