Column.3
きれいに塗れている人は何が違う?
プロが教える塗り方のコツ
インターン H:
それでは、塗る際のコツについて伺いたいのですが、実際に塗り始める時、どんなことに気をつければいいですか?
高橋:
一番大切なのは、塗られる側の手をしっかり固定してあげること。セルフの場合は両手を自由に動かせるからこそ、どちらの手も不安定になりがちなんです。
例えば、小さめの箱のような安定した物に、塗られる側の手の平や指先を軽く置いてあげるだけで、驚くほど塗りやすくなります。
特に利き手じゃない手で塗る時は、この「固定」があるかないかで仕上がりが全然変わってくると思います。

インターン H:
なるほど。固定することで筆のブレが減るんですね。
高橋:
そうなんです。サロンでもお客様の手を自分の手でしっかり支えながら施術しますが、セルフだとその役割を「モノ」に任せるイメージですね。
インターン H:
筆にジェルをつける時に気を付けることはありますか?
高橋:
大切なのは、筆にジェルをつけすぎないこと。ボトルの口で筆を軽くしごき、適量を筆の片面に残してあげると、コントロールしやすくなります。
それから、筆圧をかけすぎないことも大切です。
力を入れすぎると、のせたジェルが薄くなりすぎてしまい、ムラができる原因に。
筆を爪に軽く触れさせるようなイメージで、優しく滑らせるように塗ってあげると良いと思います。
インターン H:
塗る順序にもコツがあるんですか?
高橋:
そうですね。私がおすすめしているのは、まず"爪の先端側"にジェルを置いてから、根元へ向かって塗り広げていく方法です。
具体的には、以下の流れのイメージです。
1.爪の真ん中より少し先端寄りの約1/3あたりの位置にジェルを置く
2.その時点でジェルの量を軽く調整するように先端まで塗り広げる(量を少し減らすイメージ)
3.筆をゆっくり根元方向へ動かしながら根元のラインを整える
インターン H:
最初から根元に筆を置かないのはなぜでしょうか?
高橋:
最初からジェルがたっぷり付いた状態で根元側を塗ろうとすると、はみ出てしまい、皮膚についてしまうためです。
それから、塗る時は「左・真ん中・右」という順序で、3ストロークで塗っていくことが多いです。 これは人によって塗りやすい順序が違うと思うので、色々試してみて自分に合った方法を見つけるのが良いと思います。
インターン H:
自分に合った方法を見つけるのが大切なんですね。ところで、ムラができてしまう原因は何でしょうか?
高橋:
一度にたくさん塗ろうとすることだと思います。
特に初心者の方は、「しっかり色をのせなきゃ」と思って一度で厚塗りしてしまいがちですが、ジェルネイルの基本は薄く重ねることなんです。
一度塗り目は薄めに塗って、二度塗り目で濃さを調整すると、ムラなく綺麗に仕上がります。
インターン H:
初心者の方が最も意識すべきポイントは何でしょうか?
高橋:
そうですね...まずは「薄く、丁寧に、焦らない」という3つを心がけてもらえれば、最初から綺麗に仕上がると思います。
特に「適量を塗る」というのを、ぜひ意識してほしいですね。
インターン H:
塗り方のコツはよく分かりました。LEDライトでの硬化のタイミングについてポイントを教えてください。
高橋:
無理に一度で塗って、まとめて硬化しないことです。
1本塗ったら仮硬化(10秒ほどLEDライトで照射)し、最後に5本まとめて45秒程硬化、というように進めるほうが、慣れていない方は仕上がりが綺麗になります。
インターン H:
まとめて塗ったほうが早く終わる気がしてしまいますが...
高橋:
確かにそう感じますよね。でも、慣れないうちに5本まとめて塗ろうとすると、ジェルが甘皮側に垂れてしまい、
皮膚に付着してしまいます。それらが、リフトの原因にもなります。
1本ずつ丁寧に塗り、その都度硬化させてあげたほうが、結果的にストレスも少なく、持ちも良いネイルに仕上がります。
インターン H:
もし、塗っている最中にはみ出してしまった場合はどのようにしてますか?
高橋:
ウッドスティックや、綿棒のような先が細い物で拭き取っています。硬化する前なら簡単に取れます。
インターン H:
deumoonのボトル型カラージェルは、硬化後の表面のベタつき「未硬化ジェル」を拭き取る必要がないオールインワンタイプ(※脚注)ですが、高橋さんは仕上げにクリアジェルは活用されていますか?
※脚注:オールインワンタイプとは ─
deumoonのカラージェル(ボトル型のオールインワンタイプ)は、ベースを塗らずに直接自爪に塗ることができ、さらに硬化後のベタつき(未硬化ジェル)が発生しない設計のため、拭き取り作業やトップジェルを塗らなくても美しい艶感が持続します。
(サロンでの施術では通常「ベース→カラー→トップ」の順番で3タイプのジェルを重ねる)
高橋:
必ず塗るようにしていますね。その方が持ちが良くなるので。
deumoonさんのカラージェルは1本で美しい艶感が出るので、ネイリスト目線でもこの手軽さは本当に助かります。
インターン H:
ジェルネイルの特徴として、マニキュアよりも”厚み”を作りやすく、そのぷっくり感が可愛いと感じている人も多いと思うのですが、厚みを作るコツはありますか?
高橋:
カラージェルを硬化した後に、ビルダージェルを重ねてください。トップジェルを2回重ね塗りしても大丈夫です。
特にショートネイルの場合は、ぷっくり感があると爪に存在感が生まれて、指先の印象が変わるんですよ。
厚みが出る分、ジェルの内側までしっかり固まるように少し長めに硬化してください。
それから、爪の先端(エッジ)までしっかり塗ることも大切です。エッジまで丁寧に塗ることで爪全体に厚みのある仕上がりになりますし、リフトもしにくくなって持ちも良くなります。
インターン H:
見た目だけでなく、持ちにも影響するんですね。
高橋:
エッジを塗り忘れるとそこからリフトしやすいので、仕上がりの美しさと耐久性の両方にとって大切なポイントです。
インターン H:
最後に、これからセルフネイルを始める方へ一言お願いします。
高橋:
やっぱり最初はシンプルにワンカラーから始めることをおすすめします。そして、塗ることに慣れてきたら、次は簡単なパウダーアレンジや、パーツを乗せて自分の感性を手元に表現するネイルの美しさを愉しんでいただきたいです。
セルフネイルはサロンと違って、いつでも手軽にできますし、deumoonさんのピールオフベースを活用すればオフのストレスや時間もかからないので、月に2回ぐらい塗っていけばすぐに上達を感じていただけると思います。
私自身、子供を寝かしつけた後の夜、自分の手元と向き合う時間が、大切なリフレッシュタイムになっています。
ふとした瞬間、手元の色彩に、なんだか心が満たされる。それが自分が塗った色ならもっと嬉しくなりますよね!
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